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日本の乳がん検診について

ここでは、日本の乳がん検診のガイドラインやマンモグラフィ検査・超音波検査等の情報を掲載しています。

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日本の乳がん検診のガイドライン

現在、国が提言している乳がん検診のガイドラインです。

検診の見直しについて
1. 検診方法
  • マンモグラフィによる検診を原則とする。年齢による乳腺密度やマンモグラフィによる検診体制の整備状況を考慮して、当分の間は視触診も併せて実施することとする。
2. 検診対象年齢
  • 40歳以上とする。
  • 30歳代の視触診単独による検診および超音波による検診については、今後引き続き調査・研究を進める必要がある。
3. 受診間隔
  • 2年に1度とする。

a) 老人保健事業に基づく乳がん検診および子宮がん検診の見直しについて
  厚生労働省がん検診に関する検討会中間報告(平成16年3月)

マンモグラフィ検査について

マンモグラフィとは、乳房専用のX線撮影のことをいいます。専用の撮影装置を使い、 乳房を透明のプラスチックの板に挟んで、斜め方向(内外斜位)と上下方向(頭尾方向)撮影をします。 マンモグラフィは触診では診断できない小さなしこりや、しこりになる前の石灰化した微細な乳がんの発見に威力を発揮する検査法で、乳がんの早期発見に欠かすことのできないものです。

マンモグラフィ検査画像マンモグラフィ検査画像

超音波検査について

超音波検査は、人の耳では聞き取ることのできない超音波を、体内に送り反射する音を画像化して、診断を行います。
検査方法は、乳房にゼリーを塗りプローブと呼ばれるセンサーを乳房にあて乳房内部の画像をモニターに映し出し診断します。
超音波検査は乳腺の濃度に影響を受けませんので、乳腺が密な若い人に適していると言えますが、 また、検診に有効であるとする根拠がなく、国の指針には入りません。現在、本研究によって有効性の検証が進められています。

超音波検査画像超音波検査画像

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